北端 祥人 Yoshito Kitabata
大阪府出身。
2016年、第6回仙台国際音楽コンクール第3位のほか、第21回宝塚ベガ音楽コンクール第2位(2009年)、日本ショパンピアノコンクール第3位(2010年)、第7回神戸芸術センター記念ピアノコンクール第1位(2015年)、リヨン国際ピアノコンクールセミファイナリストディプロマ(2015年)など、これまでに数多くの賞を受賞している。
2018年、第9回リスト国際ピアノコンクール(ドイツ・ワイマール/バイロイト)においては、ドビュッシー作品の最も優れた解釈に対する特別賞を受賞した。
京都市立芸術大学、同大学院を首席で修了後渡独し、ベルリン芸術大学修士課程ソリスト科、および同大学室内楽科を修了。ソリストとしてリサイタルに加え、東京フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団等と共演、室内楽奏者としても多くの音楽家から絶大な信頼を寄せられている。
また、守重結加と組んだYpsilon Piano Duoでも積極的に活動中。
近年では東京・春・音楽祭、せんくら(仙台クラシックフェスティバル)、びわ湖の春 音楽祭など日本各地への音楽祭、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」への出演に加え、多数のレコーディング・プロジェクトに参加する等、活動の幅を広げている。
これまでに佐々木弘美、大川恵未、椋木裕子、上野真、マルクス・グローの各氏に師事。
東京音楽大学、東京藝術大学附属音楽高等学校の非常勤講師として、後進の指導にあたっている。
守重 結加 Yuka Morishige
東京都出身。
桐朋学園大学音楽学部、ベルリン芸術大学修士課程ソリスト科及び室内楽科を修了。在学中はヤマハ音楽振興会留学奨学生として研鑽を積みながら、ソリスト、室内楽奏者として日本各地、韓国、ヨーロッパ各地で演奏する。
2016年、エドヴィン・フィッシャー国際ピアノアカデミーにて第1位(聴衆賞)を受賞し、ポツダムでソロリサイタルを開催。
翌年ブゾーニ国際ピアノコンクールにてスカラシップ、サン・プリエスト国際ピアノコンクールにてディプロマを受賞。その他、全日本学生音楽コンクール、宝塚ベガ音楽コンクール、東京ピアノコンクール、ピアナーレ国際ピアノアカデミー&コンクール等、国内外のコンクールにおいて数多くの賞を受賞している。
2018年、ベルリンフィルハーモニー・大ホールにて、Peter Aderhold氏指揮・Akademisches Orchester Berlinと共演。翌年、エイヴェレ国際音楽祭(タリン・エストニア)にソリストとして招聘され、ソロリサイタルを開催する。
帰国後は、レコーディングプロジェクトへの参加や、令和3年度(一財)地域創造・公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業派遣アーティスト、北端祥人とイプシロン ピアノデュオを結成するなど、活動を展開している。
デビュー・アルバム「シューベルト 即興曲集D899&ピアノ・ソナタ第21番D960」が2022年にオクタヴィア・レコードよりリリースされ、「新たなシューベルト弾き」「シューベルトの”心” を届けてくれる」等と各誌で高い評価を得る。
これまでにピアノを安孫子和子、故・瀬尾真理子、故・加藤伸佳、故・小森谷泉、クラウス・ヘルヴィッヒの各氏に師事。